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0円1日!セミの羽化観察が自由研究におすすめなワケ まとめ方も紹介

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こんにちは。理系かあさんです。

うちはまだ子供が小さいので先の話ですがママ友から夏休みの子供の自由研究、何すればいいか困った、、、という話をよく聞きます。実際自分が小学生の時も「自由研究ってなにすればいいんだ!?自由って範囲が広すぎてぶっちゃけ困る!」となっていました。

最近は自由研究キットなど便利なものがネットや店頭で各種販売されていますができればお金も時間もかけずに、そしてラクにすませたいって思いません?

実はセミの羽化観察はそんな方にとってもオススメです。

※理系かあさんが撮影した羽化写真あり。虫が苦手な方は回れ右して下さい。

今回実際にセミの幼虫を捕まえてきて観察してみましたので、方法や所要時間などよければ参考にしてみてくださいね。

セミの幼虫の探し方

セミの幼虫がいる時期

日本のセミは大体7月~9月に羽化するものが多く、セミの種類や土地にもよりますが、大体以下の時期です。

 ・ニイニイゼミ:6月~7月

 ・クマゼミ:7月上旬~8月上旬(お盆前)

 ・アブラゼミ:7月上旬~8月上旬(お盆前)

 ・ミンミンゼミ:8月

 ・ツクツクボウシ:8月~9月

※温暖化により、時期が年々早まってきている気がします。また、お住まいの地域によってセミの勢力図が変わってきますし、ここ数年で分布も変わってきています。うちの近所では最近はアブラゼミ見なくなり、、、クマゼミの勢力拡大がはなはだしいです。(あくまで理系かあさん個人の感想です)ミンミンゼミなんかは特に最近全く見かけません。本当にレアです。あの夏らしい「ミーンミン」の鳴き声が恋しいです。ドラマでは今でも当たり前に使われていますが実際にはもう何年も聞いていない気がしますね。きれいなセミで好きなのですが。

昼間のうちにやること

セミが鳴いてる木を見つけます。抜け殻がたくさんついている木もいい目印になります。

その木の周辺に傘で刺したような穴があればベスト。セミの幼虫が這い出てきた穴、もしくは今まさに中に幼虫がいる穴です。1㎝以下の小さい穴はまだ幼虫が中にいる可能性が高いので見つけたら場所をしっかり覚えておきましょう。(なお、間違っても昼間に幼虫を引きずり出してはいけません)

夕方から日暮れ

三輪へ行く場合は念のために懐中電灯(携帯でもオッケー)を持って昼間見つけておいたポイントへ行きます。(町の中の街路樹とかならいらないと思います)

明るいうちでも出てきている奴もいます。17:00~18:00くらいがねらい目かも。

蚊が多い時期なので刺されないように対策して下さいね(ただし、腕や腰につける薬剤散布タイプの虫除けは辞めましょう、セミが弱るかもしれないので)。

もごもご土の上を歩いている幼虫がいると思いますのでゲットします。ちなみに木を登り始めていても、動いていたらゲットして大丈夫です。

なお、すでに動きを止めている幼虫はかなり繊細なので、触るだけで死にますから取らないで下さい。背中が割れ始めているなど、羽化が始まってるものも触ると死にます。

時間に余裕があるのでしたら、そのまま観察してもいいかもしれません。羽が伸びきるまでは1時間から1時間半くらいです。

土の上を歩いていなければ穴の中にいる幼虫を無理やり出す方法もありますが、目が黒くなっていない幼虫はまだ準備ができていないので連れて帰っても羽化しませんので個人的にはおすすめしません。

一応方法を書いておくと、水をひたすら延々と穴にかけるだけです。水攻めですね。そんなことして大丈夫なの?と思われるかもしれませんがセミは雨が降っても大丈夫ですよね?問題はありません。ただ、無理やり穴から追い出しても脱皮時期ではない可能性があることだけ念頭に置いておいてほしいです。

連れ帰り方

手で長く触っていると弱ってしまい、羽化する体力がなくなってしまうことがあるので時間との勝負です。手で持って帰るのではなく、虫かごに入れるなどするといいと思います。できるだけ短い時間でストレスをかけないように持ち帰るために私はよく自分の服に引っ付けたり(笑)、もしくはハンカチなどの布に捕まらせたりします。幼虫は羽化場所を探して徘徊しまくるので落とさないように気をつけてくださいね。

因みに、羽化の成功率は6割程度とされています。体力がなくて途中で羽化しきれない場合、羽化中に落下する場合、羽化中に他の虫や鳥に捕食される場合などいろいろ要因はありますが、意外と羽化不全も多いので、失敗したとしてもあまり自分を責めないで下さいね。なお、自由研究の場合はなぜ羽化不全が起こってしまったか?を考察してまとめるというのも手かと思います。

観察の仕方

羽化に適した環境は?

網戸、もしくはカーテンにくっつけてやると自分で落ち着く場所を探してしばらく動き回った後、羽化を始めます。

羽化をする部屋はできればエアコンは高めの温度設定にして、薄暗くしてあげましょう。※28℃設定くらいであれば問題なく羽化しました。ただ、エアコンの直風が当たるところはあまりよくないです。

羽化にかかる時間は?

背中が割れ始めてから、大体2時間~3時間くらいで抜け殻からでて、形になるところまでの羽化は終了します。この時点で色はまだ白っぽい状態です。

ここから体が完全に固まるまでにはまだまだ時間がかかりますので触ってはいけません。大体翌朝から昼ごろまでかかることが多いように思います。半日と言われてますが、感覚的には18時間くらいかと思います。途中、動き出すと思いますが、鳴いたり飛んだりするまではできれば触らずに置いておいてあげて欲しいです。どうしても場所移動が必要、などで触るときは掴むのではなくて、指などに捕まらせるようにすると安心です。

完全に羽化がおわったら

セミは飼育が困難な昆虫ですので、出来れば外に放してあげて下さい。長年土の中で過ごしてきて、ようやく出られたのですから。

研究のまとめ方

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自由研究に限らず、研究はまとめが重要。かっこよくまとめましょう!書く内容は以下を参照してください。

研究のテーマ(題名)

これが実は一番大事。ちなみにニュースや本などに誰もが読みたいと思う題名を付けれる才能があればそれだけで仕事になります(コピーライター)。研究者として働いている人もとても気を使っている部分です。例えば、「セミの羽化」と「セミの研究 羽化中の姿勢の変化について」どちらの研究のほうが面白そうでしょうか。

せっかくならいろいろな人に読んでもらえるように工夫したいところです。

研究のきっかけ

なぜあなたがセミ研究をしようと思ったのか。何を知りたかったのかを書きます。

研究で調べたいこと

今回の場合であればセミの羽化の経緯、となるでしょうか。例えばどうやって羽が出てくるか、羽が伸びるまでの時間、羽化する地上からの高さの調査・・・などオリジナリティを出していきましょう。

仮説(どうなると思うか、予測)

調査する前にこうなるのでは?と考えていた予測を書きましょう。

今回で言えば例えば羽はたたまれて出てくる、羽が固まるまでにかかる時間は●●分、などでしょうか。

研究の内容

方法、使った道具などを書いておきます。研究はほかの人が再現できるかどうかが重要です。

セミの捕獲場所、時間、もしわかるなら木の種類、羽化開始時間、羽化終了時間などを記載します。写真やイラストがあるととても分かりやすいですね。

研究結果、分かったこと、それに対する自分の考え

結果や結論を記載しましょう。事実だけではなくてその結果から分かったことや自分が研究前に考えていたことと比べてどうだったかを書くとわかりやすいです。

また感想、羽化が失敗してしまった場合は反省点や原因などを書くとよいと思います。

参考文献

本やインターネットをみて情報を得た場合は、どこから持ってきた情報なのかを書くことを忘れずに記載しましょう。「参考にした本:●●図鑑(作者:■■)」など。

情報をとったのに、どこからとったかを明らかにしないで勝手に引用するのはダメですよ。※ちなみに、このサイトのことは記載しなくてもよいです(笑)

以上を学校で決められている形式でまとめましょう。

今回の羽化の様子

今回捕まえたのはクマゼミの幼虫です。

日本最大のセミで、最近勢力拡大が著しく、過去はいなかったはずのうちの周辺でもよく見かけます。北限が上がってきてますね。

温暖化の影響でしょうか、、、逆にアブラゼミはレアキャラになりつつありますね。

羽化前

17:46

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最初は外の網戸につけていたのですが、風がどんどん強く雲行きが怪しくなってきましてこのままだと夕立で観察不能になりそうだったのでこの後お家の中に移動させました。この時点ではまだとことこ歩いてます。

羽化開始

18:29

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置き場所を変えると、しばらくうろうろしていましたが場所を決めて大体30分後くらいから羽化を開始しました。

背中がちょっと割れてきています。びっくりさせないようにノーフラッシュで写真を撮っているので全体的にホワイトバランスがおかしくなってます。写真へたくそですみません。

 

18:43

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 約10分かけて上半身が出てきました。

 

18:48

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18:50

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この辺りはどんどん進むので目を離せません。荒川静香さんバリに美しいイナバウアーを決めてきます。技術点・出来栄え点ともに満点です。

 

19:13

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羽を広げました。

このころはまだ体も白く、ガラス細工か蝋細工のようでとても神秘的で美しく芸術作品のようです。目も黒曜のように輝いています。よく動くので、落ちるなよ!落ちるなよ!とそわそわします。

 

19:14

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羽が全部出ると体制を変えるために動きますが、触らないでやってください。体の中はまだドロドロの状態です。この時に落下してしまうと死んでしまいます。

 

19:19

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羽が伸び始めます。ここは5分くらいなので動画や連写してもいいかもしれません。

 

19:33

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どうやら男の子(?)です。

羽化終了

19:57

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羽が完全に伸びてシュッとしてセミらしいフォルムに。

ここまでで動きを止めてからが所要時間2時間、捕まえてからは3時間半でした。

 

このまま観察をし続けるとだんだんと色が濃くなってくる様子が分かりますが、私はウッカリ寝落ちしました(汗)。

定点カメラをセットしておいたら良いかもしれません。

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翌朝。すっかりいい色になったイケメン。(やっぱり男の子でした)おなかの側の写真撮るの忘れた!しまった!クマゼミはおなかのほうを見ると雌雄が分かります。詳しくは図鑑をみてね!(オイ)

この後お昼ごろまでじっとしていましたが、その後鳴き始めたのでお外に逃がしてあげました。クマゼミは4~5年土の中で過ごし、外に出てきたら2週間前後で死んでしまうので出来れば恋の相手探しの邪魔をせずに外に放してあげてくださいね。

追加でおすすめのセミ調査

いかがだったでしょうか。

夏休みの宿題としてまとめるのであれば、以上の羽化の様子のほかに、

 ・羽化したセミの生態

 ・羽化したセミの分布
   どこに住んでいるのか?

   過去からの変化はどうなのか。

   実は外来種?など

 ・同じように抜け殻を残す生き物は何か

 ・抜け殻をさがし地面からの高さを調査

 ・温度湿度、天気と羽化の関係

 ・鳴き声調査

 ・セミが鳴き始める時間

 ・抜け殻が良く見つかる木の種類

・・・などを調査してまとめると面白いかもしれません。

 

生きているセミが苦手な場合は抜け殻を集めて、サイズや足・目などの形状を比較してもよい研究ができると思います。

 

以上、たまには理系らしい記事を(笑)理系かあさんがお届けしました。

自由研究、他のをやりたい方はこちらの記事をどうぞ!

www.rikeikasan.com