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メリットだらけ!?30代40代や若者こそやっておくべき終活 死の話題をタブーにしないということ

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こんにちは。理系かあさんです。

 

この間、近所の斎場で終活フェアをやっていたので子連れで参加してきました。

当然周りは60代~の方がメインなので浮きまくりだった!ですが、終活やっぱりは若いうちからやっておいたほうがいいな!と思いましたので記事にまとめてみました。

終活とは

親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと

最近テレビでもよく聞くようになってきたので、聞いたこともあるなぁって方も多いと思います。

就職活動?と同音なので聞き間違えちゃうことも多々なのですが、終活とは「人生のわりに備えてする動」の略です。

いやいや、私まだ30代だし、親の話でしょ?60代とか70代の方やもしくは病気などで余命が長く無い人がするやつでしょ?ってイメージがあるかもしれませんがこの終活、若い人がやってもかなりのメリットがあるんです。

 

若いうちに始める終活のメリット

時間は有限!意識することで時間を有意義に使える

メメント・モリ

ついつい無限だと感じがちな自分の時間ですが当然有限。

全てのことについて、期限があるほうが物事を頑張れる人が圧倒的に多いそう。

私もそうです。

memento mori(死を思え)では無いですが時間は有限であると考えることで、自分が残りの人生をどう送りたいかを考えることができます。

死を考えるのは怖いこと。でも自らの死を考えることで、逆に生きていることを実感するという逆説的な効果があると個人的には思います。

 

心配しなくても死ぬまでは生きてるので!

死んだ後の世界のことは死んだ後に考えればいいとして、生きている時間をどう過ごすのかしっかり考えることがだいじかなぁと思います。

年配になってからだと体力面で余裕がなくなっているかもしれませんが、若いうちであればやりたいことを思いついたときに実行に移すことができます。

特に40代は体力の曲がり角・・・

(30代はお肌の曲がり角・・・( ;∀;))

新しいことをやるなら今です。

 

終活をすることで、今までのことを思い返し、自分が本当やりたいこと、そのためにはどうすればいいか考えることができます。

個人的には、今日が人生最後で最高の日!って思って過ごすと充実感の高い毎日を送れてます。(毎日だと結構疲れちゃうかもなのでカンフル剤としてご使用ください)

断捨離のきっかけになる

ドラゴンボール改 フィギュアーツZERO スーパーサイヤ人ベジータ

※理系かあさんは王子が好きなので随所に出てきます。

こんなものを残して死ねるかー!!

(頼むからPCデータ消してくれー!物理的に破壊してくれー!!)

ってな感じで断捨離のきっかけに。

遺品整理はかなり骨が折れる仕事ですので、本当に自分にとって必要なものは何かを考えて要らないものを処分しておくことでもしもの時の家族への負担も減らせますし、生活の質もあげることができます。

死なないとしても生活をミニマムにしておくと引越し費も安くつきますし部屋も散らかりにくくなりますし、結構いいことが多いのでおススメでございます。

特にSNSは死んだ後もゾンビの如く残り、もしかしたら誰かに乗っ取られてしまう可能性もあるので、どうしてもらうかを決めておいた方が良いものの1つです。

使っていないSNSは今のうちに退会、消去しておくのも手かと思います。

家族への負担を減らせる

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例えば銀行口座の問題。

あなたの家庭の生活費がどこから出ているかなどによりますが、人が死ぬとその人名義の銀行口座は一旦すべて凍結されてしまいます。(相続問題でもめないための措置)

これは申請することで解凍することができますが、日数もかかりますし骨が折れる作業になります。

もし夫名義の口座で生活費を全て運用している家庭などで、夫がなくなってしまった場合、しばらく銀行口座が使えなくなる可能性があるということです。

他にもクレジットカードなど、本人しか知らない場合解約されずに残ってしまい、不法使用されてしまう可能性もあります。ローンなども知らないまま返却が滞り、差し押さえなどが発生するかもしれません。

保険などもどれに入っているか?家族は知っているでしょうか。

 

いざというときにわかるようにまとめておくと家族への負担を減らせますし、まとめておくことで見直しの時など本人も楽です。

ちなみにカードナンバーや暗証番号はメモしないほうが得策です。

(泥棒が入ると大変なことになるので)

可能であればメモを銀行の貸金庫に預ける、家の金庫にしまうなど別で保管し、その旨を信頼できる親族のみに口頭で伝えておくのが良いかと思います。

人にやさしくなれる

これは私だけかもしれませんが(笑)。

全ての人は有限だと思うとかなり優しくなれます。

今日がこの人の最後かもしれない、と思うと大概のことが許せてしまう謎の心理状態。

なんだろう、この心理。

「この人は今トイレが差し迫っているんだ理論」に近い気がする。

我慢しすぎたら体に悪いし、大人として漏らすわけにはいかないからそんな顔になるよね、みたいな。

つい乱暴に人を押しのけたくなるよね、みたいな。

イライラしちゃうよね、いいよいいよ、みたいな。

それは聖母のような心。

だって漏らしたら大変だもんね・・・って。

本当は違うけど。

・・・何の話してましたっけ。

葬儀代金の目安がわかる

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結局お金の話かよ~って思ったかもしれないですけど。

 

よーくかんがえよ~♪

お金は大事だよ~♪(古)

 

生きていくのにお金はとても大事なのでこの話は外せません。

葬儀代ですが多分多くの人が想像しているよりかなり高いです。あと葬儀社によってはめっちゃ足元見てきます。(体験談)

親族を突然なくしてショックを受けている人にこれでもかと吹っ掛けてくる業者も残念ながら存在します。相場を知っていたら、そこでいわれるがまま借金を背負わされることはありません。

借金してまで葬式!?ってびっくりされたかもしれません。

ただ、ちょこっと調べたらわかるのですが、葬式代の借金で身を持ち崩していく人って地味に結構いるんですよね。

そりゃ気持ちはわからんでもないですよ。

自分の親の葬式だもん、最後の晴れ舞台だし奮発したくなる気持ちも。葬儀屋もそれとなくそのようなことを言ってくるし。

でもね、それで数百万の借金背負って給料差し押さえられて・・・生活が立ち行かなくなって・・・家庭が崩壊、なんていう状態を親が望むと思います?

私は自分の子供にそんなのは望みません。

何なら式全部ぶっ飛ばして火葬だけでOK。墓もいりません。遺灰は海なり山なり法的に問題のないところに処分してくれたらいいと思ってます。

まぁ私の場合は極端な例ですけど、葬儀会社一切通さなくて自分でご遺体を運搬して火葬して日本だとそれでも3~10万円くらいかかるんですよ、ご存知でした?

ちなみに葬儀会社通すと火葬だけで15〜20万前後かかります。。

結構高いなぁって思いませんでしたか。

そもそも日本の葬儀代は異常に高い

例えば。多くの人がイメージしてる、ドラマとかで出てくる葬式したら簡単に400万前後はかかります。(日本の葬儀代の平均は189万!とされています)

 

・・・いやいやいやいや。

200マソ?400マソ?

サラリーマンの平均年収400〜500万しか無いんですけど!

年収同等って高すぎやろ!!

そのせいか国民生活センターに年間700件も相談が寄せられてるわけですよ。

 

自分はすぐには死なないかもしれないけど、30代40代ともなってくるともしかしたえば親世代には何かあってもおかしくないんですよね。

人ごとだ~と思ってると、いきなり喪主とか当事者になるかも。

葬式って決めることは結婚式くらい沢山あります。

祭壇、棺桶のスペックに始まり、初七日の食事・・・もろもろもろ。

それを喪失感の中こなさなくてはいけない。

結婚式と違うのはここですね。時間的な余裕もない、心理的な余裕もない、普通の人なら葬儀社に言われるまま流されるままになってもおかしくはありません。

なので、何も知らないままその時を迎えてしまうのと、ある程度知っておくのとでは雲泥の差が出てしまうのです。

ちなみに葬儀会社を叩いているように感じるかもしれないですが、今回言いたいのは葬儀会社バッシングではなくて、賢い消費者であろうって話です。結婚式だってそうですけど相手も商売ですから、そりゃ売上が上がる方に営業するんでしょう。そこを自分(故人?)の身の丈にあった内容にしましょうって話です。

もちろん、自分の葬式のランクをこのくらいにしようとか決めておくと家族に負担がいかないのでそれもありです。

若くても明日交通事故で死ぬかもしれませんからね。

終活って何すればいいん?

 基本的には以下の2つでOKです。

・エンディングノートを書いてみる

・葬式(墓)について知る

エンディングノートに書くこととは

若いし書くことなんかないよ~って思うかもしれませんがエンディングノートは行ってみれば自分史です。

それを見れば人となりがわかるようなものを書き残せれば、専用のノートでなくても大丈夫です。ただ、専用品のほうが項目がわかれているので書きやすいとは思います。

私が使っているのはこれ。

お値段もお手頃で大体書きたい内容は網羅できるのがおすすめポイント。

遺言書と違って「法的効力はない」ため、書くときは鉛筆等で記載し、時間の経過とともに書き直せるようにしておくのがおすすめです。

※フリクションボールペンは意図せずに消えてしまう可能性があるのでオススメしません。(消しても冷やすと文字が復活するため、低温にさらされたときに消していた文字がすべて浮き出てきてしまい、読めなくなる可能性も・・・)

あっても存在に気が付かれなければないのと一緒なので、後は書いてるよ~っていうのを家族に伝えておくこと。

できればその時にもしもの時の話を一緒に出来るといいですね。嫌がる人多いんですけど、墓は早く立てたほうが長生きするっていうじゃないですか。

それに倣えば死ぬ話題とかやってたほうが長生きする(迷信?)と思うのでタブーにせずに話しておいたほうがいいかなって思います。

自分の思い出、好きなこと

■自分史

■友人情報 など

自分の自分史を記載しておきます。思い出や友人などをはじめ、生まれてきてから感じた楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、はらがたったことなどなんでも記載してみましょう。

やりたいことや将来の夢、なんでそれをやりたいと思ったかなどを記載しておくと、将来迷ったときなどに読み返すことでやる気を出すためのカンフル剤として使うことができます。

後思い返してみることで今できていること、できていないことが明確化するので、出来てないことを実現するためにはどうしたらよいかを考える良いきっかけになると思います。

友人の情報は記載しておくことで何かあって自分で連絡を取れない時に家族が連絡を取ってくれやすくなります。

自分にもしものことがあったときの対応

■臓器提供の意思の有無

■意識不明や植物状態等になったときに延命を希望するかなど

30代、40代だとイメージできないかもしれませんが、突然死だけで言うと実は40代から心臓発作による突然死が急増します。

交通事故だけで言えば、少なくなったとはいえ年間約4000人がなくなっているわけですから少ないとは言えないですし、いつ自分に不幸が起こるかは誰にもわかりません。

そんな時にどうしてほしいか記載しておくことで家族の心理的な負担を減らすことができます。

財産や保険のこと

■銀行口座

■クレジットカード

■加入している保険

■借金の有無(ローン)

■秘蔵のお宝コレクション

■不動産        など

自分のためにも整理しておくと助かるお金関係。

特にオタクの理系かあさんとしては秘蔵のお宝コレクションなどについて記載してます。廃棄されたら悲しすぎるのでできれば価値のわかる趣味の人にわたってほしいし、売ればお金になって家族のために多少は役立てると思うので。

おもちゃとかオタクなコレクションって知らない人が見たらただのゴミに見えちゃいかねないですからね、ホンマ。

あとは銀行口座やクレジットカード。

本人以外知らないと難儀します。

ついでに今後の収入の予定や出費の予定などを書いておくといくら足りないのかなどが具体的に見えてくるので、節約目安も見えてきます。

この辺りはライフプラン表や別ノートを作ってみるといいかもしれませんね。

これがとっても書き込みやすく理解しやすかったのでよかったら。

ローンや借金などは存在に気が付かなかった結果返済遅れで借金が膨らんでしまって法定相続人に時間差大ダメージとかもあり得るので要注意です。

ただ、暗証番号などをそのまま記載してしまうとノートが盗まれたときに考え物・・・

そんな時におすすめなのがこちら。パスワードノート。

いろいろな様式のものがありますが、法則に則って記載するだけでパスワードを書いてあるのにカモフラージュすることができます。

紙媒体で情報流出リスクも低いうえに暗号化で二重にロック。

暗号好きな人にもお勧めです(笑)

若いうちに始める終活のまとめ

いかがだったでしょうか。

若くても就活しておいたほうが絶対いいよ!っという思いの丈のままに綴りました。

死について考えたり、話したりすることはともすれば後ろ向きなイメージを持たれやすいかもしれませんが、死は生の延長線上にあるものです。

若いうちから終活をすることで社会勉強になる部分もかなり多いので(特にお金のこと関連)、興味のある方はぜひこれからの人生がよりよくなる秘訣が詰まっている終活に手を付けてみてくださいませ。

 

以上、理系かあさんがお送りしました!

 

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