こんにちは。理系かあさんです。
断乳して3週間がたちました。
正直、今月断乳する予定はなく、私が病気になってしまったために薬を飲むため致し方なくやった断乳だったのですが、メリットの方が多かったのでまとめてみました。
まだ欲しがっているのにかわいそう・・・
つらい思いをさせてまで辞める必要はあるのか?
と悩んでいる方にそんなことないよ!だいじょうぶ!って伝えたくて書いてます。
卒乳と断乳の違い
調べてみましたが明確な定義はなさそうですのであくまで私の個人的な解釈です。
卒乳=子供が自分で授乳をやめること。
3歳前後になることが多いようですが早い子だと離乳食開始してすぐ離れる子もいるようです。
うちの姪っ子はそうで、1歳で離乳食完了とともに卒乳したとか( ゚Д゚)マジカ
断乳=親が授乳をやめること。
授乳のメリットはたくさんありますが、正直母親の睡眠不足や食事・投薬制限、人に預けられないなどのデメリットもありますよね。
離乳食などで十分栄養が取れるのであれば授乳しなくても体の栄養は取ることができるので、メリットとデメリットを天秤に乗せた時にメリットが勝るのであれば断乳してもいいのでは?というのが個人的な意見です。
断乳のメリット
赤ちゃんによるところもあると思うのですがうちの2人の場合+姪っ子&甥っ子ちゃん(約10人)に感じた、聞いた内容をもとにまとめました。
子によって違いがありますのでその点は注意が必要です。
自立心が育つ(?)
おっぱいを上げているうちはニコイチというか、お母さんと赤ちゃんで2人でひとつ!おっぱいがあれば何もいらないよ!みたいなところがあるのですが、断乳すると赤ちゃんなりに何かあったらおっぱいで解消していた気持ちを他の方法で解消しようとするようで、感情の表現が複雑化しやすいように感じました。
自我の目覚めっていうやつでしょうか?
あくまでうちの子の場合ですが、おもちゃやほかの人、物への興味もわきやすくなり、子の世界の広がりを感じました。
ただ、授乳を続けていると精神的な安定が強いという話もあるので、どっちがより良いのか?は各家庭で判断する必要があると思います。
うちは断乳後は寂しくならないように、と抱っこや手遊びなど、スキンシップを増やしました。
離乳食をよく食べるようになる
ほとんどの場合、信じられないくらい食べるようになるので低体重や鉄欠乏性貧血の心配が減ります。
うちの下の子の場合はもともと大匙1くらいしか毎食食べていなかったのですが、今はうどんを1玉でも食べます。
量だけで言うと食べる量が10倍になりました。
肉は食べなかったのが食べるようになりました。
フォローアップミルクも全く飲まなかったのに飲むようになりました。
授乳回数が1歳過ぎているのに10回を超えていたのでほとんどおっぱいで生きていたのが食事に切り替わった感じでしょうか。
断乳から約3週間、起きている間はずっと食べ物を探す食いしん坊小僧になっております・・・
夜よく寝るようになる
不思議なことに、夜中起きていたのが起きなくなります。
うちの子2人の場合ですが、断乳から4日目には朝まで眠るようになりました。
もしかしたらいつの間にか「夜中に起きる→おっぱいで寝る」、じゃなくて「おっぱいを飲むために夜中に起きる」っていう状態に代わっていたのかもしれません、うちの場合。
今のところ、夜泣き等は特にありませんが、少し起きてもおなかポンポンで寝ます。
ただ、お子さんによっては夜泣きが始まる場合もあるそうです・・・その場合、眠る前にフォローアップミルクなどをあげることで解消する子もいます。うちの甥っ子君はそうでした。(これも個人差が大きいところですが)
これは本人もぐっすり休めますし、親も連続した睡眠時間が確保できるようになるのでメリットだと思います。
妊娠できる状態になりやすい
母親のメリットですが、断乳すると生理が始まりやすくなります。
昔と比較すると栄養状態がいいため、最近は授乳していても生理が戻る人も多いようなのですが、授乳していると戻りにくい傾向は強いため、年子などを望む場合は断乳も手です。
食事・投薬制限がなくなる
授乳しているとかなり投薬制限があるので、病気をしても薬が飲めないことが多いのですが、断乳によってその制限がなくなります。
食事もカフェインや辛いカレー、飲酒などもOKに。
私の場合はストレス解消の一つに食事があるのでこれはありがたいですね。
生クリームとか食べても詰まりを心配しなくていいっていうのは大きい(個人的に)。
託児しやすくなる、お出かけも楽に
断乳していないと緊急事態で誰かに預ける時などに搾乳の必要があったり、そもそも預けることがかなわなかったりするわけですが、断乳できれば食事の準備をしておけば預けられるので母親の負担がだいぶ少なくなります。
お出かけの際も授乳室があるか?などの確認がいらなくなるので準備の負担が減って、出かける先の幅が広がります。
断乳のデメリット
子が風邪などをひきやすくなる(?)
一般的によく言われているデメリットですね。
長子の場合はこの傾向があったのですが、断乳のタイミングと保育園入園がかぶっていたため、断乳のせいだったのか、ほぼ無菌状態から集団生活に放り込まれたせいなのかの判断が難しいところ。
ちなみに、次子は断乳のタイミングとインフルエンザ家庭内流行がかぶっていましたがもらうことはありませんでした。
母乳自体に免疫を強化する成分があることだけでなく、頻繁に飲料をとることも口内や喉についたウィルス、細菌を洗い流すので風邪予防に効果的であるため、相乗効果で病気にかかりにくいというのはあるかもしれません。
断乳後も、外出時や帰宅時はこまめに水分をとり、手を洗うなどしておけば極端に風邪をひきやすくなるようなことはないのかも?と個人的には思います。
乳腺炎などになる可能性がある
断乳を決めたら、まずは「圧抜き」の練習をしておくことをおススメします。
あと断乳後1週間はまともに動けないかも。予定入れないほうがいいです。
圧抜きができるようになってないと人によっては発熱、胸の激痛などひどい目に合う可能性がある&断乳後は胸が痛すぎて何もできないので(´・ω・`)
頻回授乳をしていたらよけいですが、断乳によって乳腺がつまり、乳腺炎になる可能性があります。私は長子の時は大丈夫でしたが、次子の時油断してたら39℃の発熱に見舞われました・・・
断乳時は3日間はおっぱいを絞るのはNG、とされている場合が多いようですが、頻回であげていた場合は特に、いきなり止めようとしなくてもいいのでは、というのが個人的な見解です。
ある程度圧抜きをして、その回数をちょっとずつ減らしていく方が体に負担が少ないのではないかと。
ちなみに私は2日目に胸が張りまくって発熱したので2回ほど絞りましたし、その後も毎日絞りました。(2回/日)
そして4日目には夜にほぼ全部絞りました。
そこからは2日に1回、3日に1回と絞る回数を減らして、今3週間たちますが胸は張ってきていません。今は1週間絞っていないのですが張ってないのでこのまま様子をみて、1カ月後に再度全部絞る予定です。
こんな風に一般に言われるよりも頻回で絞ってますが明らかに生産量減ってます。
個人的な感想ですが絞っていたらずっと母乳が作られる、っていうわけではないような・・・(※体質によると思います)
実際、授乳回数が減っただけで出なくなるケースも多いから混合が難しい側面があるように記憶しているので。
すぐ止めたい!っていう理由がなければ回数を減らしながらソフトランディングで断乳してもいいんじゃないかなぁというのが個人的な見解です。
※正直体質によると思うので不安な方は「断乳前に」近くの病院の母乳外来やO式などに相談しておくべきですよ!当日予約は大体できないので、問題が起きてからだと対応してもらえなくてひどい目にあう可能性があります( ;∀;)
子だけでなく親も精神的に辛い
最近言葉がわかるようになってきて、声をかけると喜んでニコニコ笑顔で寄ってきていた次子。
もうめっちゃ可愛いわけですが断乳するしかありません。
次子も泣きましたが母も泣きました。
こんなに欲しがってるのに、泣いてるのに、なんであげられないんだろうって悲しい気持ちになりました・・・
でもやり切らなければ最悪、自分の体調が悪化して長期入院になるかも、そうなれば下手すれば会うことすらかなわなくなるので(入院病棟は幼児入室禁止のところ多い・・・)心を鬼にしなければならないことはよくわかっていたんで、やらないという選択肢はなかったんですが、それでも辛いことには変わりなかったです。
さいごに
卒乳はダメ!というつもりは全くなく、今回自分が断乳をしてメリットの方が多かったなぁと思ったので断乳を使用か悩んでいる方の参考になればと思ってまとめました。
ちなみに我が子ですが断乳して数日は泣いて泣いてかわいそうでしたが今はご飯をもりもり食べ、夜ぐっすり眠り、にこにこ遊んでおり、断乳後遺症(?)はなさそうです。
今回は断乳レポをまとめましたが、卒乳でも断乳でも家庭環境や子供、お母さんに合わせて自分たちのタイミングで乳離れできるのが最良だと思います。
大変なことも多い授乳ライフですが後から考えれば本当に短い貴重な時間。
焦らずに最適解を見つけてくださいね。
この記事がその参考になれば幸いです。