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赤ちゃんの目が開かない!?それって先天性眼瞼下垂かも。

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こんにちは。理系かあさんです。

産まれてしばらくたつのに赤ちゃんの目が開いていない気がする・・・もしかして病気なの?と不安になっていらっしゃる方のために、うちの子のケースをもとに考えられる原因をまとめました。主には先天性眼瞼下垂のことを書いてます。

ちなみに生まれてすぐに目を開く新生児は2割弱程度だそうです。

なので産後すぐ、目が開いていなくても心配しすぎる必要はないと思います。

ほとんどの赤ちゃんは生まれて数日後にちょっとづつ目を開き始め、産院を退院するころには開いている、というケースが多いそうですが中にはひと月ぐらいかかる子もいるようなので、1か月検診までは様子を見てあげてくださいね。

 

参考になれば幸いです。

赤ちゃんの目が開かない原因

実は眼瞼下垂だけではなく、いくつか考えられます。

眠い

ただ単に眠たいケース(笑)。眠り姫、眠り王子といわれるよく寝る赤ちゃんにたびたび見られるそうですが、何よりも睡眠を優先させたいタイプなので目をなかなか開けてくれないことがあるようです。

むくみ(ふやけている)

産まれてすぐの赤ちゃんはずっと羊水の中にいたためにむくんでいたり、ふやけているような状態になっていることがあります。

この場合は数日でむくみが解消し、開いていきます。

※よく太っている赤ちゃんだとまぶたにも脂肪がついていて、そのせいで開きにくい場合もありますが、成長とともに解消してくる場合がほとんどのようです。

目ヤニ

目ヤニが原因で上まぶたと下まぶたが癒着し、開かなくなってしまっていることがあります。この場合はごしごしこすったり、無理やりとったりせずに清浄綿でそっと拭き取ります。

この時拭いた部分で反対の目を触らないように注意しましょう。

ウィルス性結膜炎や細菌性結膜炎だった場合、反対の目にも感染してしまいます。

また、生後3か月程度たっても目ヤニがひどい場合は「先天性鼻涙管閉塞」の可能性もありますので医師に相談しましょう。

先天性鼻涙管閉塞

涙は涙腺で作られて眼球表面を潤し、目頭にある涙点という小さな穴に吸い込まれます。吸い込まれた涙は細い管(鼻涙管)を通って鼻の奥へと流れます(図1)。この管の途中(主に鼻腔への出口の部分)に膜のようなものが残り、行き止まりになってしまった状態のまま生まれてくるお子さんがおり、これを先天性鼻涙管閉塞症と呼びます。この場合、涙は行き場を失ってしまうため、赤ちゃんはいつもたくさんの涙を目に浮かべているような状態となります。うまく涙が流れないため、この管のなかで細菌感染を起こすことがあり、これを新生児涙嚢炎と呼びます。こうなると、眼に涙が溜まる症状の他に、目やにが多く出るようになります。

日本眼科学会HPより引用

先天性眼瞼下垂

生まれつき上まぶたをうまく開けられない障害です。

生活習慣などでまぶたの筋肉が弛緩したり、まぶたから外れてしまったりする「後天的眼瞼下垂」もあります。 

先天性眼瞼下垂の場合、両目が1~2割、片目が8割と圧倒的に片目が多いとされています。

先天性眼瞼下垂について

原因

瞼の筋肉が生まれつきない場合(筋肉であるべきところがほかの物質に入れ替わってしまっている状態)や、少ない場合に起こることが主ですが、この筋肉を動かすための神経の発達不良や発達異常が原因になっていることもあります

ちなみにうちの子は両眼性の眼瞼下垂です。両目の場合は左右差が少ないため、気が付かないまま大人になっているケースも多いそうです。気が付かれていないだけで、実は片目と発生頻度が変わらない可能性もあるのでは?と思っています。

自分の妊娠中の行動のせいでは?と考えがちですが、現状、原因ははっきりわかっていません。ただ、出産時のトラブルや妊娠中の行動が原因ではないそうです。

お母さんは自分を責めないでくださいね!

診断

通常は首が座らないと検査などが難しいことや、生後すぐはむくみなどでまぶたが開きにくくなっている場合もあるため、生後三か月(首すわり後)に判断します。

うちの子の場合は1か月検診で相談して眼科の専門医を紹介され、生後45日で眼瞼下垂の診断がつきましたので重篤度によっては早期判断されることもあると思います。

経過を参考までに記載しますが、最初は全く開かず、生後5日目にようやくうっすら1㎜程度、生後45日で2㎜程度、半年で5㎜程度開くようになりました。

現在はこれ以上の改善はみられていません。

むしろ座ったり立ったりするようになるとまぶたのたれが顕著になってきました。

どうやら筋肉が育って開くようになったわけではなく、額の筋肉を使って瞼を持ち上げれるようになっただけのようです。

実際、眉毛を指で押さえると目を開けられなくなってしまいます。

 

おかしいな?と思ったら医師(できれば小児眼科医)に早めに相談しましょう。

写真があると判断がしやすいそうなので、写真を撮っておくといいです!

(赤ちゃんは診察の時泣いてしまったり、眠ってしまったりすることもあるので・・・)プリントアウトしてもっていくとなおよし!みたいです。

重篤度の判断は目を開けた状態でのまぶたの下垂状態で判断し、瞳孔にかかっているかどうかで行われます。

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※このイラストはイメージです。実際は瞳孔に何㎜かかっているかなど、厳密な判断基準があります。

実生活への影響

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実際に先天性眼瞼下垂の友人からの証言と、医師に聞いた内容です。

①上が見にくい

 

②アゴがあがりやすい(アゴを突き出す癖がつく)

前を見えやすくするためにアゴが上がります。これはきちんと見ようとして起こることなので矯正してはいけないそうです。

うちの子もはいはいの時から、後頭部が背中につくぐらいあごをあげてます。

おすわりできるようになってからは顕著で、アゴが常に上がっている状態です。

正常な方も薄目をしてアゴを上げてみると視界が広がるのを実感できると思います。

 

③眉間にシワがよる

まぶたが動かないのでおでこの筋肉でまぶたを上げるため、眉間にシワがよった状態になりやすいです。

うちの赤子はこれがひどく、結構仏頂面というかしかめっ面をしていました_(:3」z)_アゴを上げて見るように変わってきてからはしかめっ面ではなくなりました。

 

④肩こり&頭痛

額の筋肉を使うからか、顎を突き出すからかはわかりませんが、肩こりと頭痛が起こりやすいようです。先天性眼瞼下垂だった友人は大人になってから手術を受けましたが、頭痛や肩こりが治まったそうです。

 

⑤ 視力が十分に伸びない、斜視になる

視力が育つのには瞳孔で光を受けることが大切なため、重篤な眼瞼下垂の場合弱視になることがあります。

弱視とは
 目の前にあるものは、角膜、水晶体、硝子体を通って、網膜の中心窩(ちゅうしんか:網膜の中で視力が一番良い部分)にピントが合った後に、その情報が視神経を通って脳に伝わります(図1)。
 弱視は、この視覚情報が伝わる経路のどこかに支障があるときに生じます。この原因は通常、視力の発達の感受性期(※)に片目または両目に適切な視覚刺激を受け取ることができなかったために視力の発達が止まったり遅れたりすることによります。例えば、後述するように弱視は、生まれたときから3歳くらいまでの間に、片方の目のまぶたがさがったままだったり、黒目の中心の部分が濁っていたり、片方の目の位置がずれていたり、きちんと網膜にピントが合わない場合に起こります。

日本眼科学会HPより引用

弱視はなってしまうとメガネなどで矯正できないため、視力が育ち切る小学校低学年になるまでに早々に障害を見つけて対策をすることが重要。

斜視は原因はよくわかっていませんがなる可能性が高いそうです。

 

⑥印象、外観の問題

本人の意思とは関係なく常に瞼が下がっているので、いつも眠そうと誤解されやすい。(実際うちの子はしょっちゅう、眠そうね、と言われます、、、)

また釣り目がちの人の場合は目つきが悪い、睨んでいると誤解されることも。これは、眉間にしわが寄りやすいことも関係しているようです。

眼瞼下垂は治療できるのか?

できます。

先天性眼瞼下垂が、筋肉がないために起こっているのか、不十分なために起こっているのかで治療法は変わってきますが外観から判断することが難しいため、基本は経過観察となります。

2~3カ月に1回経過観察

2歳くらいまでは3カ月に1回程度の経過観察を続けることが多いです。

弱視や斜視になっていないかを確認しながら、まぶたが上がってくるか様子を見ます。

手術について

首すわり後もまぶたが上がってこない場合は筋肉自体がない可能性が高いため、手術を受けることで治療します。

術中に動いてしまうと大変危険なため、小児は全身麻酔で手術を行います。

赤ちゃんがアゴを上げたりしてしっかり見ようとしている様子があるようであれば、 急いで手術をせず、3歳くらいで手術することが多いようです。

ただ、眼瞼下垂の程度がひどい場合などは生後半年程度で手術を受けることもあります。

視力が育つ期間には限りがあるため、視力の向上を目的とする場合は遅くても小学生低学年くらいまでに手術する必要があります。

 

眼瞼下垂の術式は何種類かありますが、先天性眼瞼下垂の場合は他の体の部分(頭や太ももなど)から筋膜を移植して、まぶたとおでこの筋肉をつなげる手術の選択となるようです。

手術後

術後は1週間程度入院加療となることが多いようです。

また、手術後は目をこするなどしてしまうと折角つなげた筋肉が外れてしまったり、炎症を起こしてしまう可能性があるので、1~2カ月程度ゴーグルのような保護器具を付けて過ごすことになります。

筋膜をとった太ももや頭部も治癒するまでは時間がかかります。

手術後、幼稚園などに通われる場合には注意が必要かと思いますので、事前に園と十分な相談をしておいたほうが良いと思います。

 

なお、うちの子は太ももから筋膜を移植する術式で3歳前後で手術を受ける予定です。

 

 

 

また新しい情報が聞ければ更新します。

 

うちの子の眼瞼下垂発覚までの記事はこちら。

www.rikeikasan.com