シンプルライフへの道順。暮らしを整える。

ズボラ兼業主婦のラクしたいブログ。家事時短のための断捨離&整理整頓、子育て、アレルギーネタなど。

結構しつこく魚臭いお皿・・・重曹&クエン酸でサクッと解決!

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こんにちは。理系かあさんです。

今日は突然サンマが食べたくなっちゃって食らったわけですが案の定お皿と魚グリルがめっちゃ魚臭くなっちゃいました(・∀・)クセェ

ということです家にあるもので理屈っぽく(苦笑)消臭していきたいと思います。

まずは敵の情報を知る

うちのサイト恒例のやつ(・∀・)

敵を倒すには敵を知ることが大切です。

匂いっていうのは全て分子量が20〜400以下の化学物質なので、その性質を知れば対策を考えることができます。

魚の匂いの原因はトリエチルアミンをはじめとしたアミン臭がメイン。

トリエチルアミンはあまり水に溶けないため、お皿その他に付くとなかなか匂いが消えません。

あとは脂肪酸が酸化した匂いです。

魚に含まれる有名どころの脂肪酸といえばDHAとかEPAなんですがこれ自体はほぼ無臭、なんですがまー、この人たちとにかく酸化しやすいので。

空気に触れると速攻で酸化されて匂い始めます。

傷んでくると硫化水素やアンモニアの臭いもし始めますが、匂い的にも量的には圧倒的にアミンが主犯なのでこやつをやっつけることを主軸に考えます。

クエン酸をぶち撒けろ!

というわけでいきなりですが。

お皿にクエン酸をぶちまけてやりました。

これで匂いも一網打尽よぉ、、、!(世紀末感)

うぇぇぇい!(変なテンション)

それからお皿をぐりぐり~して水を少しかけてしばらく放置。30分くらい。

クエン酸を水で流してから洗ったらあら不思議!

臭わなー…

ん。

ちょっと臭うな。

重曹処理を追加!&グリル掃除

クエン酸で処理しきれなかった残り香の犯人がアミンなのか、脂肪酸の酸化物なのかわからなかったので、お皿に今度は重曹(脂肪酸に効果アリ)と水を少しかけ(ほぼペースト)、しばらくおいてから洗ったらスッキリ匂いがとれました。

脂肪酸(の酸化物)が残り香の主犯だったようです。

 

なお、魚焼きグリルの汚れは油が主体なのでうちは魚を焼いて出てきた油が少し冷めたら油を吸わせるくらいの重曹を投入、すっかり冷めてから洗ってます。

グリル内の匂いは取れませんが、取り外せる部分の匂いはこれで結構取れます。

匂いが残ってる場合はクエン酸処理追加したりもします。

※ちなみに重曹とクエン酸を一緒に使うと中和反応を起こして発泡し、二酸化炭素(炭酸ガス)がシュワシュワ出ます。

一見効果が高そうに見えるのですが、今回の場合肝心のにおいと反応せずにお互い食い合いしているだけになってしまうのであまりオススメしません、、、

手の届かないところなんかを掃除するときには発泡させるのはありだと思うんですが使い所ですね。

また、出てくるのは二酸化炭素なので直ちに体に悪いというわけではありませんが、大量に反応させてしまうと窒息事案なので換気をバッチリにしてからじゃないと危ないです。

二酸化炭素って匂いないので気がつかないまま大変なことに、、、となりかねませんので十分お気をつけくださいませ。

酢酸でも構わない!

ちなみに酸ですがお酢でも大丈夫です。

主成分である酢酸はお水に溶けやすいため、お皿が酸っぱい匂いになるということもありません。

※素焼きや無垢の木のお皿とかだと匂いが付く可能性があります、、、がこんなお皿に魚とか乗せる人っていないです、よね??? 

 

おうちにあるもので簡単に匂いスッキリ!をお送りしました。

お皿の種類によっては染み込んでしまって効果がないこともあるかもしれませんが困った時は試してみてくださいね♪